Riocato.com始めました!

僕のブログに足を運んでくださってありがとうございます。
Riocatoというアーティスト名で展開している僕の音楽活動を
まとめてチェックできる新しいサイト「Riocato.com」を立ち上げ、
こちらのブログの記事をそちらに引越ししました。
今後は「Riocato.com」に投稿していきますので、
よろしかったらそちらをチェックしてみてください。

      2016年4月23日 のんぎぃー
       ーー>「Riocato.com」はこちらです。

スポンサーリンク
2010.05.19

LAのスタジオ事情2 ロックアウトスタジオ編

L.A.のバンド練習状況は本当に人それぞれです。

今日は、月極のリハーサルスタジオについて書いてみます。

自分たちの機材がそろい、メンバーも揃ったバンドは
時間貸しのリハーサルスタジオから月極のレンタルスタジオに移り、音楽活動を本格化させる事が多いです。


これは建物の中の一室を1ヶ月単位でレンタルするシステムです。
アパートのスタジオ版というと分かりやすいかもしれませんね。
ほとんどの場合は、軽く防音処理が施されたガラ空きの部屋を
一月幾らという契約でレンタルします。
安いところで月に$300弱から、
高いところでは$700位のところもあるそうです。
でも、大体$500も払えば十分な環境が手に入ると思います。
契約時にはアパートと同じようにデポジット
(deposit---保証金)がかかります。
大抵の場合は部屋代の1ヶ月分を契約時に預けることになると思います。
利用可能時間帯はスタジオによって違いますが、
24時間利用可能のところもあります。
そして、契約した部屋に自分達の機材を常駐させて、
好きな時に練習をするというシステムです。

このシステムはドラマーにとっては
本当に助かるものではないでしょうか?
時間貸しのスタジオだといちいち自分の機材なんて組んでいられないですもんね。
いつ行っても自分のセットが組まれていて、
すぐに叩けるなんてイイですよね。
もちろんギタリストやベーシストにとっても
いつも自分のアンプ、自分のセッティングで演奏できるので
自分の音色にとことんこだわる事が出来ます。
金銭的な事を考えなければ夢のような環境だと思います。
僕は初めてこのシステムを知った時、
もの凄く衝撃を受けました。(笑)

本気で「L.A.ってバンドにとって最高の街なんじゃないの?」
なんて思いましたもんね。

さて、この便利な月極のリハーサルスタジオなのですが、
1つ欠点があるとすれば.....
金欠がちなバンドマンは
スタジオの維持費用に苦労するという点です。

仮に1月$500の部屋を借りたとします。
バンドメンバーが5人いたとしても
1人あたり毎月$100の出費になります。
1年で$1200....これはなかなか痛い出費です。
本気でプロを目指す人なら毎月$100で
いつでも好きなだけ音を出せる練習環境が手に入るのは
とても魅力的です。

でも、趣味でやっているアマチュアバンドや
お金に常に悩まされている学生バンドにとってはどうでしょう?
仕事やバイトの傍らでの音楽活動....
いつでもスタジオに入れる訳ではありません。
しかも、生活のためのお金もどんどん出て行きます。
そこにスタジオ維持のために毎月$100の出費....。

たかが$100されど$100です。

そこで、多くのバンドはスタジオを他のバンドとシェアして
1人1人の負担を軽くするという方法をとっています。
広さにもよりますが、大抵の場合、
1つの部屋を3バンドぐらいでシェアしています。
僕も月極スタジオを利用していた時は3バンドでシェアして
1人あたり$25〜40ぐらいで使っていました。

バンドの練習も週に1〜2回程度なので、
なかなか賢い方法ですよね。

でも、シェア相手のバンドは
人として信用出来る人じゃないといけません。
なぜなら.....
スタジオに置いてある機材を勝手に使用されたり
部屋がゴミだらけになっていたりという事が起こるからです。
そして、最悪な場合、機材を盗まれるという事もあります。

また、シェア相手が信頼出来る人で
安心して練習が出来る環境が整っても
まだまだ安心は出来ません。

「なんか俺のやりたい事と違うし、
 そんな事のために毎月金は払ってられないよ。」

こんな事を言い出すメンバーが現れないとも限らないからです。
少ない頭数でバンドの使用金額を割っているので、
1人抜けただけで残りのメンバーの負担が跳ね上がります。
もしメンバーが欠けてしまうと、
バンドはスタジオの維持のために後任のメンバーを探したり、
メンバーが見つかるまで誰かが立て替えたりという
音楽とは関係のない事に奔走する羽目になるのです。

1ヶ月は持ちこたえたとしても、
2ヶ月3ヶ月とこの状態が続くと
メンバーのモチベーションも下がります。
そこに金銭的負担が重くのしかかり、
「スタジオから出ようか....。」
なら、まだマシなほうで
「もうバンド解散しようか...。」
という話も出てくるような状態になってしまいます。

最初にみんな納得の上でスタジオを契約したはずなのに...

でも、こんなのしょっちゅうです。
僕も何人ものメンバーのお金を立て替えてきました。
お金が絡んでいるだけに、
1人抜けたら「じゃぁ俺も♪」という風に
メンバーの流出がおこりやすくなります。
メンバーの人選は演奏力が大事なのはもちろんの事ですが、
一緒に苦労が出来る人かどうかというのも大切な事だなぁと
身をもって学ばせてもらいました。

こういう事を何度も経験しますと、
「もうバンドなんてバカらしくてやってられないよ♪」
という気分になります。
僕も、少なくとも僕よりも演奏技術のある人とじゃないと
バンド活動はもうしたくないと思っています。

自分よりも音楽的経験の少なく、
演奏力に開きがあるメンバーとバンドを組み、
月極のスタジオを借り始めたとしましょう。
するとどうなるか.....。
自分の音楽性を追究するペースが落ちるだけでなく
不本意ながらもメンバーの世話係になってしまい、
貴重な時間を浪費する事になってしまうからです。
そして、あげくの果てには
「お金が続かないから....」
「やりたい音楽と違うから....」
....お決まりのパターンです。

本当にね、これにはうんざりしますよ〜。
お前もか!?
という、なんとも後味の悪い気分になります。

もちろん、みんなが僕みたいな経験をする訳ではありませんが、
実際によくある話ではあります。

こういう苦い思いをした人の中には、
バンド活動に見切りを付けて
個人での活動を展開させていく人もいます。
ジャムセッションに行くようになったり、
バンドのヘルプをいくつか受け持つようになったり
ソロでの活動を中心にして、
必要な時には必要なパートの友人に声をかけたりと
活動の形態は人それそれです。

幸か不幸か、このようにして自立したミュージシャン、
アーティストとして成長していく人がいるのもまた事実です。

僕もまた、その中の1人です。


...話が横道にそれてしまいましたね。

月極のリハーサルスタジオ....
それは、ある意味、
バンドの未来の分岐点のようなものかもしれません。
結束の強いバンドは何年もスタジオを維持して
どんどん成長していきますが、
学生バンドの延長のような気持ちのバンドが
月極のスタジオを利用すると
バンドの寿命を一気に縮めて
花火のようにパッと散る可能性があります。

その辺りが、月極に踏み切れるかどうかの
難しいところだと思います。

ですが、友人には小さな部屋を個人で借りて
高価な機材をいつでも使える環境を作り
レコーディングスタジオとして使えるようにしてる人もいます。
ちょっとした個人スタジオですね。
1人で契約している強みです。

さてさて、悲喜こもごもの月極スタジオですが
僕はこちらのスタジオを使用していました。

ABC Rehearsal Studio

Downtown Rehearsal

(ちなみにダウンタウン・リハーサルはお化けが出るという噂があります。
 なんでも病院の跡地なんだとか? 
 僕が利用していた時は屋上への階段は封鎖されていましたが、
 その理由が屋上から飛び降りてしまう人が続出したため...という話も..。)

探せば、他にも色々と出てきますよ。
「Lockout Rehearsal Studio」で検索してみて下さい。


大きな地図で見る

上手に使えば音楽活動をさらに加速させてくれる月極スタジオ。
L.A.で音楽活動を考えている方は、
一度考えてみるのも手だと思いますよ。
ただ、その際にはスタジオの条件だけにとどまらず
どんなエリアにあるのかも考えて下さいね。
L.A.は治安の悪いところがいっぱいありますからね。


ブログパーツ 

アクセスランキング
タグ:LA スタジオ

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
スポンサーリンク
FX
日本レコード大賞
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。